右の写真は掌握蹠膿疱症で昭和大学歯学部を受診された患者さんのものです。この方は歯科治療で用いられるアマルガム(水銀の合金)が原因で生じたもので、その事が分かるまで皮膚科で薬による治療(リンデロン軟膏、トランサミン)を受けていましたが、再発を繰り返していました。 |
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パッチテストで水銀(Hg)に陽性反応があり、アマルガムを除去し、症状は徐々に軽減し、一年で完治しました。 |
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右の写真は昨年末、県立岐阜病院(岐阜県総合医療センター)からの紹介で屋久島から当金属アレルギー科を受診された50代女性患者さんです。 当科での18種類の金属アレルギー検査はすべて陰性でした。慢性扁桃腺炎など他に考えられる原因はありませんでしたので、義歯のクラスプ(金属のバネ・ニッケルの合金)と前歯にかぶせた金パラレジン前装冠(金銀パラジュウム合金の冠の前部にプラスチックを張り合わせたもの)との間で生じる電流(ガルバニー電流)が原因と考えられ、クラスプを除去し(治療日数などご本人の希望でオーバーデンチャーに)したところ、少しの変化しか認められませんが、ご本人は快方に向かっていると実感されて、とても喜んで屋久島に戻られました。ご本人も言っておられましたが、オーバーデンチャーにすることによって動揺していた前歯が安定したのも良かったと考えられます。その場合は原因は歯周病であった可能性があります。順次経過を知らせて下さることになっています。 |
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同じく、県病院・耳鼻咽喉科から名古屋の押村先生のところに紹介された40代男性の患者さんです。その時は県病院の先生は岐阜で金属アレルギーの治療ができるところはないとお考えでした。名古屋まで岐阜の方が通うのは大変という事で押村先生から当科に紹介がありました。 県病院皮膚科における金属パッチテストではコバルト,金に擬陽性、押村先生の金属溶出度検査(DMA検査)では左上中切歯の金パラが+8でこの歯が原因であると考えられました。治療としては消去法として歯周病治療からはじめ、細菌やウイルスも原因と考えられ有効なオゾン水での含嗽、痛みを和らげるために高周波治療を行いました。根尖病巣があり保存不能な右上第二大臼歯を抜歯したところ、快方に向かい現在経過観察中です。 |
![]() 口唇と舌小帯のアフター 咽頭や舌にも多数のアフターがありました。 |
当金属アレルギー科ではチタンを含む18種類の金属の検査を行っております。 右の方はパラジュウム(6)に陽性反応がありました。 |
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